7月1日から『ゆっくりおやすみ、樹の下で』を1日1話ずつ読んでいる。
すべて読み終わったら感想を書く予定だけど、それまでの小さな感想もどこかに残しておきたいなと思った。
今回は8月10日〜8月19日、41話〜50話目までの感想。私の記録もセットで残したいなぁと思って、個人的な日記も残してる。余計な情報追加しちゃってごめんね。
ネタバレしているので、未読の人は読まないでほしい。何も知らずに触れたほうが、きっとピカピカして素敵だよ。
館の生活がはじまって、大事なことが動き出そしそうな10日間。物語は半分を過ぎた。時間はどんどん流れていくなぁ。
『ゆっくりおやすみ、樹の下で』感想一覧
【01~10話】 【11~20話目】 【21~30話目】 【31~40話目】 【41~50話目】
【51~60話目】 【61~70話目】 【71~80話目】
8/10 41 たどり着いた場所
内容
犬たちがここにたどり着くまでの話。
感想
暗い。辛いお話。苦手。でも、知っておく必要がある話。いろんな世界があるってことを知っていないと、人は優しくなれないから。
一言日記
仮面ライダーWを思い出した日。源一郎さんと菅田くんが共演していたからね。フィリップくんも大きくなったよねぇ。嬉しいよ……。
8/11 42 友だち
内容
リングの一番の友だち、ヒンナの話。
感想
今日も挿絵はかわいいね。なんだろうねぇ、ヒンナと自分を重ねてしまって、落ち着いて読めない。涙も止まらない。友だちが見つかって、良かったね。
一言日記
ガタガタにずれた日常をなんとか立て直した日。お休みの日はいろいろ考えてしまうね。
8/12 43 いただきます
内容
ヒンナの名前の由来と、丘の上のひとときの話。
感想
アイヌの言葉には「いただきます」が存在しているんだね。「ごちそうさま」じゃなくて「いただきます」なのがいいな。
一言日記
外出して、疲れて、ただただ泣いていた日。私って、やっぱり普通じゃないのかな。
8/13 44 行きと帰り
内容
世界は一冊の大きな本、という話。
感想
学校の勉強って、とても大切だけど、すべての取っ掛かりにしか過ぎない。たくさんの取っ掛かりを手に入れて、あとは自分の好きなように、生きてる現実から学んでいく。
教えられずにそういう事ができる(もしかしたらお母さんに教えてもらったのかな)ミレイちゃんは、素敵な女の子だね。
一言日記
続・体調が悪い日。こういう日はハードルを下げよう。生きてるだけで良いって。
8/14 45 セミ
内容
物語のこれからと、セミさんの話。
感想
この話もラジオで朗読していたヤツだ。ちょうど真ん中。もう45日かぁ。語り手は誰なんだろうな。楽しみだな。
一言日記
ひたすら絵を描いた日。絵を描いていると、紙とペンが減っていくのが良い。何かを消費されると、生きているって気になれる。
8/15 46 みじん切りのための音楽
内容
ミレイちゃんが夕飯のお手伝いをした話。
感想
なんか疲れているせいか、文章が頭に入ってこない。みじん切りの音楽、千切りの音楽、おまじないとか魔法みたい。アトリエかぁ。そんな風に思えたら、私も料理、上手になるかな。
一言日記
今日はいろいろ考えた日。考えすぎた日かも。
8/16 47 予感
内容
普通の大人とそうでない大人の話。
感想
挿絵がホラーでどうしようと思ったけれど、実際は怖くないらしい。目って怖いんだよなぁ、私。でもって、大人の話。子どもにとっての「いちばんの大人」って、大人にとってもいちばんの大人だよね。いつだって見守っていてくれる、そういう人に出会えると自分を肯定できるもの。
一言日記
お休み最後の日。って言っても、1日行ったらまた休みだけど。今日はタスクをいくつか終えられた。すこしは回復してきたのかも。
8/17 48 「なにか」が扉を
内容
「なにか」が扉の向こうから……という話。
感想
「なにか」ってなんだー!!!!ミレイちゃん起きてー!!!!たぶん大丈夫だろうけど、ミレイちゃんたちに悪さをしないといいなぁ。
一言日記
病院の前の日だからあまり眠れなかった。ゲームがしたいな。ゲームができるくらい、早く元気になれるといいな。
8/18 49 いちばん好きなこと
内容
いろんな好きなこと。そして一番好きなことの話。
感想
そうだよね。楽しい音楽で励ます。私も何度も励まされた。本は静かに私を励ましてくれるけど、音楽は私を引っ張ってってくれる。どっちも大切なもの。
一言日記
今日は病院の日。頑張った。辛かったけれど、つらいときこそ考えることがあると思う。明日からまた頑張ろう。
8/18 50 夏のかけら
内容
「夏のかけら」と散歩の話。
感想
「夏のかけら」かぁ。「秋のかけら」も「冬のかけら」も、そして「春のかけら」もきっとミレイちゃんは見つけていくんだろうな。
一言日記
今日は、そうだなぁ、特になにもない平和な一日だった。それは私にとってとても珍しいことで、大切な時間だった。
まとめ
哀しいお話があったり、美しいお話があったり、「なにか」が登場したり、夏休みのお話って感じがした。「なにか」は何なんだろう?語り手は誰なんだろう?読み進めればわかるけど、でも、読み進めるのも少しさみしい。それはさよならの時が近づいてくるということだから。
また、明日。おやすみなさい。良い夢を。