聴覚過敏対策に。おすすめの耳栓、モルデックスメテオレビュー。遮音性ほか

聴覚過敏対策に。おすすめの耳栓、モルデックスメテオレビュー。遮音性ほか

今日は私が愛用している耳栓、モルデックスメテオの話をしたいと思う。聴覚過敏やら、騒音問題で、耳栓の使用を検討している人の参考になれば幸いである。

好きな食べ物がバラバラなように、同じ診断を受けていても、得意なこと・困っていることは人それぞれ。このブログに書かれていることは、発達障害者みんなが感じていることではない。私が思い、考えていること。たった一つの事例。

私と同じことで困っている人に、私のような人を理解したいと思う人に、届いたら嬉しいと私は思う。

モルデックスのメテオとは


モルデックス社の耳栓ラインナップの一つ。目に鮮やかな黄緑色と、お魚のような形が特徴。

NRR(ノイズリダクションレイティング:騒音減衰評価値)=33dBということで、遮音性は高め(らしい)。アメリカ基準なので、サイズはちょっと大きめ。耳の穴が小さい人は注意してほしい。

遮音性は?

大切なのは遮音性よね、ということで「実際に使った時の聞こえ具合」について記していく。

私がメテオを使っている理由は、お試しセットの中で一番音が聞こえなかったから。全くの無音になるわけではないけれど「あらゆる音から逃れたい」と思っていた私の理想に最も近かったのがメテオだった。

日常生活での聞こえ方

玄関チャイム

しっかり聞こえる。ちなみに我が家のチャイムは「ピンポ〜ン」という超スタンダードなタイプ。外からのアクセスが遮断されないので、荷物の受け取りなどを待っている時にも利用できて助かっている。

ドライヤーの音

他人が使っているドライヤーの音はほぼ聞こえない。自分が使っている時は、ある程度小さくはなるけれど、やはりうるさい。つらい。

テレビの音・人の話声

ほぼ聞こえない。

室外機などの音

これもほぼ聞こえない。

オフィス

空調・プリンタの音などは消える。ただ、同様に人の声も聞こえなくなるので、仕事中に使うのは難しいと思う。

映画館・セミナー

映画館・セミナーでよく利用している。音量にもよるけれど、大抵の会場では「音量を下げつつ、内容を聞きとれる状態」になる。耳栓のおかげで、大きな音に長時間耐えられるようになったし、頭痛もしなくなった。嬉しい。

使う時の注意

屋内・日常生活で

聞こえる必要のある音も聞こえなくなる可能性がある。ひとりきりの時、眠る時などは、少し遮音性の低いモノにしたほうが良いかも。

屋外で

自転車の音・自動車の音など、ほぼ聞こえない。ただただ危険なだけなので、屋外や移動時は使ってはいけない。

まとめ買いがおすすめ

聴覚過敏対策に。おすすめの耳栓、モルデックスメテオレビュー。遮音性ほか

ウレタン製の耳栓は基本使い捨て。私の場合は1週間くらいで交換している。それ以上は衛生的でないし、遮音性もかなり下がってくる。よって、耳栓の価格は低いほうが望ましいし、まとめて購入できると尚良い。

我が家では耳栓を放し飼いしていることもあり、ふと目を離すとどこかに隠れてしまう。いついかなる時も耳栓を装着できる状態を保つため、私はまとめ買いをしている。

家中・カバン中に耳栓を配置したくない人には紐付きタイプが良いかもしれない。

まずはお試しパックを

私イチオシのメテオだが、アマゾンレビューによると「大きすぎて耳が痛くなる」という意見がちらほら見受けられる。

聴覚過敏の人間にとって、耳栓は長時間・日常的に使用するもの。いくら静かな世界を手に入れても、つけている間に耳が痛くなってしまっては意味がない。耳栓は長時間使えるかどうかも重要だ。(本当は長時間使っちゃいけないって知ってるよ。知ってるけど、無理)

というわけで、これから初めて耳栓を使うという人は、お試しパックで複数の耳栓を試してみるのが良いと思う。

まとめ

今回は私の大好きな耳栓、モルデックスのメテオを紹介した。使いはじめて約半年、出かけられる場所も増えたし、活動時間も長くなった。耳栓は安定した生活に欠かせない存在となった。

「耳栓を使う」たったそれだけのことで、私のQOLは劇的に向上した。世界が広がった。(聴覚過敏気味かも……)とか、騒音問題に悩んでいる人は、ぜひ気軽に試してみて欲しいと思う。

さて、明日は何を書こうかな。