穴子の蒲焼きはうなぎの蒲焼きの代用品になるのか?
うなぎの絶滅危機が叫ばれる中、近所のスーパーで穴子の蒲焼きが売っていたので、夫婦で買って食べてみました。
結論
穴子の蒲焼きは、うなぎの蒲焼きの代用品になる!想像以上にアリ。
あとマアナゴの蒲焼きだと思ってたらイラコアナゴの蒲焼きでした。見た目は若干グロめの深海魚だったけど、味は美味しかったです。
購入した穴子の蒲焼きはコチラ!
ドン!2匹で798円!(税抜)
なんとリーズナブル! 温めるだけで立派なおかずになるし、お財布にも、料理担当にも優しい穴子の蒲焼き。あ、あと絶滅しそうなうなぎにも優しい。
って……イラコアナゴ?あれ、マアナゴではないの?
イラコアナゴってなんだ?
イラコアナゴとは主に東北地方で水揚げされる海水魚。沿岸部でとれるマアナゴとは異なり、水深200~3000mの深海に住んでいます。 スーパーで売っている「穴子の蒲焼き」といえば、この魚なんですって~。知らなかった!
イラコアナゴについての詳しい情報はコチラ
http://www.godac.jamstec.go.jp/jedi/splibrary/j/SP_LIB4/HPD0352HDDB204_00050750_00061050
動いているイラコアナゴの映像はコチラ
http://www.godac.jamstec.go.jp/jedi/splibrary/j/SP_LIB4/HPD0352HDDB204_00050750_00061050
蒲焼きの見た目
開けてみたところ。 調理されたイラコアナゴに深海魚ぽさはありません。うなぎよりは薄いけど、スーパーで売ってるマアナゴよりは肉厚かな?
ニオイは?
温める前後でニオイを嗅いでみましたが、臭みなどはなく、タレの美味しい香りが漂っていました。
少し骨が気になる
お皿に盛るために、小さめに切り分けたトコロ。
包丁を軽〜く使った程度では、この様に骨が残りました。細い骨なので、強めに包丁を入れれば難なく切れますが、うーん、ちょっと気になるかも。
調理は簡単!
タレがついていなかったので、切ってそのままご飯に乗せて、レンジでチン。
温めたことで油が溶け、表面はツヤツヤに。より美味しそうな見た目になりました。
実食!
美味しいです。
まぁ、プロが調理していますからね、当然美味しい。
油少なめのさっぱりしたうなぎといった感じ。油加減で言うと国産のウナギくらいでしょうか。身に厚みがないので、その辺は「穴子」を強く感じましたね。
皮がやわらかいので箸で簡単に切ることができます。が、やはり骨が気になります。 小骨なので喉に引っかかるほどの強度はありませんが、何しろ数が多いです。未就学児がいる家庭ではちょっとどうかなぁ。
うなぎ好きの夫の感想
・うなぎと比べて脂が少なく、味が淡白
・小骨が多い
・コスパは良いと思う
・僕はうなぎが食べたい……
うなぎが大好きな人には、ちょっと物足りないみたいですね。
これからは基本穴子の蒲焼きでいいかな。
骨の多さが少し気になりましたが、それ以外は許容範囲内というか、美味しくて安くてラクな主食。
何より絶滅の心配をせず、心置きなく食べられるところがいいですね。スーパーでの取り扱いが増えてくれるといいなぁ。
絶滅しそうな生き物を無理に食べるんだったら、穴子をたくさんいただきたい!ってことで、我が家では今後穴子の蒲焼きをかっていきたいと思います。
みなさんも、お店で見かけたらぜひかってみてくださいね〜。美味しいですよ。さて、明日は何を書こうかな。